林真理子さん、大河ドラマの林真理子先生だけど、
本朝金瓶梅、お伊勢篇、西国漫遊篇 三部作が面白かった!
書店には並んでなくても古本屋さん、ネットで購入できる。
主人公は「今助六」の西門屋慶左衛門、毒婦おきん
家の内外にお妾さんがいて色町に女がいて女には事欠かない、男には憧れの主人公。
おきんは美人だけど毒婦、悪女だ。
本朝金瓶梅に登場するおりんは、鈴木春信の美人画の面立ちを想像して羨ましく思いながら読んだ。
中国の『金瓶梅』を読んでいなくても面白く読めた。
時代設定が江戸時代だから面白い。
現代だとリアルになり過ぎて面白いと言うより怖いと思う作品になっただろう。
江戸時代は悪所に通うのも男の甲斐性で江戸時代の若旦那に転生したい。
過去へは転生できないのかな。
本はいつの時代へも簡単に誘ってくれる。
本は有り難い。
感謝!!!