並列読みで　楊令伝九　と　葬られた王朝　古代出雲の謎を解く

楊令伝がなかなか読めないので並列で読むことにした。

梅原猛先生の『葬られた王朝　古代出雲の謎を解く』を先に読みたい気もするけど、
また置いてけぼりになるので交互に読むことにした。


　
　かつて、スサノオやオオクニヌシの出雲王朝がこの国を支配していた。
　韓国から渡来したスサノオは人々を苦しめる豪族＝ヤマタノオロチを退治し、
　出雲平野に豊かな王国を築くがやがて衰亡。南九州から東征してきた
　天孫族に国譲りを迫られる。その出雲王朝の存在を歴史の闇に葬ったのは？
　『隠された十字架』『水底の歌』に続く３部作の完結篇にして、
　日本古代史を塗り替える衝撃的論考。

『隠された十字架』を読んで、古代史に興味をもち、
『水底の歌』を読んで、違う柿本人麻呂をイメージし、
古代史は梅原猛先生の本からスタートしたので、今回の『葬られた王朝』を楽しみにしている。

全く違う視点から古代史を見る読む考えるを教えてくれたのは、梅原猛先生だ。

その後、違う古代史の先生たちの本を読んで、梅原猛先生の考えは違うかなと思うようになれて、
良かったと思っているけど、自分にとって古代史の歴史の先生には違いない。

哲学の先生だからこそ、人間のしてきたこと、思考、政治力学に関して、
歴史を専門に扱う先生よりも本質を見抜く直観をお持ちになるのだろうと思う。


こんなくだらないブログ書いている時間があったら本を読まなきゃ。

おしまい