土曜日14時開演のリーディング公演『冒した者』を観て、
19時開演の中村早香さんの一人芝居『ウインドミル・ベイビー』を観てきた。
『冒した者』は役者さんたちの動きがなく、台本を読む朗読劇で、内容が哲学的で難しく文章が頭に入らず、ほとんど理解できなかったけど、神の領域の原子爆弾、地球をも破壊してしまう原子爆弾を人間が創り出したことは間違いだというところだけ、命題がはっきりしていて理解できた。
生きているのに死んでいる人たち等々は一度観ただけでは理解力がなく理解できない。
セリフが多すぎると理解する能力がダウンして一度では無理で、自分の能力を超えた作品だった。
終演後、池袋まで戻って時間を潰し、夕飯食べてきて開演を待った。
中村早香さんの一人芝居『ウインドミル・ベイビー』は落語のように声音を変え、動きを変えて
何人もの役をされたけど、
大変失礼だけど、中村さんってこんなに上手い役者さんだったんだと驚かされた。
90分間、一人でセリフを言い続けるのはかなりきついとおもうけど、間違うことなく演技された。
一生懸命な演技に姿に、涙が出そうになったけど、泣かずに済んだ。
中村さんは感じが良くてファンになったけど、演技もセリフも上手い役者さんだと再認識させられた。
明日千秋楽で難しいかもしれないけど、当日券を求めて観に行かれてほしい一人芝居だ。
感じが良くて上手くて素敵な女優、中村早香さんの次回を楽しみにしています。
よろしくお願いします。
千秋楽頑張ってください。
asaboketora
追記
5月30日(土)31日(日)
西鉄ホールにて
第9回福岡演劇フェスティバルに アマヤドリ ぬれぎぬ が作品参加します。
まだアマヤドリをご覧になっていない演劇ファンの皆さまは、
検索して興味が湧いたら是非観に行かれてください。