吉祥寺シアターさんから送って頂いた公演案内を見て、
吉祥寺シアター開館10周年記念公演
おぼんろ 第12回公演 ゴベリンドン 千秋楽公演を観てきた。
初めておぼんろのお芝居を観に行ったけど、
最初の感想は客席がいつもの吉祥寺シアターの階段状の椅子客席ではなく、
どこからでも自分が観たい場所、座りたい場所、
桟敷席、平面の椅子席、正面の階段席とあって、オープンな自由な感じを受け、
写真も自由に皆さん撮っていて、劇団の方針が自由でオープンでファンをお客さんを大事にするからかと
理解した。
役者さんが皆さん気さくな方たちで、腰の低い劇団だなと最初に思った。
入口で男の自分にも末原拓馬さんは言葉をかけてくれて嬉しかった。
そして、男女比が9対1、95対5くらいに見えた女性客の多さだった。
このことがお芝居を観終わってガッテンしたことは、
男が観るとちょっと物足りないと思えるファンタジー作品で、女優さんも一人で、
女性のファンによって成り立ってる劇団という印象を持った。
男も感情移入できる骨太のお芝居を観たいと思った。
千秋楽舞台挨拶で、劇団最初の公演、旗揚げ公演は6人のお客さんしか観に来られなかった、そこからの挑戦で、
最終目標はシアターコクーンでの公演だと聞いて、夢を実現してほしい、応援したいという思いになった。
でも劇団って売れない人気がないときのほうが、活気があって面白くて頂点を目指す一歩手前でずっーと頑張っているいるほうが良いんじゃないのかなとは今まで観てきて思っているけど、
最高の劇場でお芝居をするという挑戦、夢を実現するという野心を謙虚に語りかける末原拓馬さんに好感を持った。
今回気が付いた女性ファンが大多数のお客さんの男女比を6対4にまですることができると、観客動員数は目標を達成できると思う。
男が男性が若い人も50代60代の人も観たいと思える芝居を作れば良いんじゃないのと単純に思う。
そして男性が夢中になる女優さんも増やして。
宝塚歌劇団のように女優さんを女性が応援する劇団があるのだから、イケメン俳優を女性が応援すると言うのは自然なことだけど。
とにかく、おぼんろの役者さんは腰の低い感じの良い方たちばかりだったので、次回公演も夢が実現するように観に行かなくちゃと思った。
次回作は男もワクワクドキドキするお芝居を期待しています。