公演前の稽古を見せてもらったときには、内容が難しく理解できなくて前半ウトウトしてしまったけど、
千秋楽公演では全員が役に成りきって熱演を見せてくれた。
2回目なので少しは理解が進み内容も頭に入った。
60パーセントくらいかな?
特に今回は小林咲子さんの長セリフが素晴らしかった。
エレベーターの場面でのエコーがかかった声は小林さんの声を録音してそれに合わせて長セリフを言われたと種明かししてもらった。
小林咲子さんのセリフは一流の女優さんと変わらないスキルと役者魂を感じた。
こんなに凄い役者さんだったんだと感動し、認識を改めさせられた。
20代前半に観た南部夜貴子さんを思い出して観ていた。
泉正太郎さんは、劇団遊戯旗揚げ公演で観たときより、自信に溢れ立派な役者に成長したなと思わされた。
もっと成長しもっと上を目指して頑張ってほしい大好きな役者であり、男だ。
寿々翠さんの歌が良かった。
難しい芝居にあの歌が入って芝居に引き込まれた。
やんえみさんの娼婦が艶っぽく、ラウンドガールの胸の揺れに目も心も奪われた。
今回は男性陣が5人、女性陣が3人の8人芝居の指令は、空間的に賑やかに見えて良かった。
あさぼけの下手な感想はこれでお仕舞い。