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Channel: 朝ぼけのひとりごと
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井上ひさし先生の 『ブンとフン』 を40年ぶりに再読

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中学2年生のときに井上ひさし先生の『ブンとフン』を読んだと記憶しているけど、

あれから40年以上経って再読したけど、面白かった。

面白いだけではなく、今の社会、政治家に当てはまることをズバリと書いてある。


140ページに

権威をもつことがなぜいかん?

人間の目がくもりますもの。権威をもつと、人は、愛や、やさしさや、正しいことがなにかを、忘れてしまうんです。そして、いったん、権威を手に入れてしまうと、それを守るために、どんなハレンチなことでも平気でやってしまうのだわ。



嘘つき、記憶喪失、倫理観無しの政治家ばかりで嫌になるけど、40年前も同じだったってことかな?


井上ひさし先生の『四千万歩の男』がやっと三巻目入り、一休みの感じで『ブンとフン』を読んだけど、
面白かった。

他にも劇中劇の、騙しのテクニックいっぱいの面白かった小説がたくさんあるので、また読んでみようと思う。

劇作家、脚本家なので小説も演劇を観てるように感じるのは当然なんだけど、井上ひさし先生も天才だ。


エロい小説は飽きるけど、面白い小説は時代に関係なくいつまでも面白い。


中学生の皆さん、『ブンとフン』 見つけたら読んでみてね。

お父さんお母さんが本を持ってるかも。

井上ひさし先生のほかの作品も読んでみてね。

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