マドモアゼル・シネマ旅するダンス2016 モノガタリを探して
を観て来た。
今回はダンスがいつもよりはおとなしい感じはしたけど、物語を表現する
モノガタリを探して だった。
最後、ダンサーの皆さんの赤ちゃんのときの写真を見せてくれたけど、いろんな物語を経験して今に至っていると想像できて、考える哲学のダンスという印象を抱いた。
前回と今回、注目して観ていたのは佐藤郁ふみさん。
演劇とダンスが合わさった佐藤郁さんの表情と声と動きに魅了された。
発声がしっかりしていると思ったら、中学では演劇部にいらしたと教えてもらってガッテンした。
演劇を毎週観に行っているので、佐藤郁さんは女優さんとしても成功すると思う。
ダンスを織り交ぜた一人芝居を見せてほしいと思った。
セッションハウスのあの空間で佐藤郁さんのダンス一人芝居をやってほしい。
ちょっとだけ銀河鉄道の夜の世界にいるような気分になった。
今回は モノガタリを探して なので、演劇的要素が強くなった感じはするけど、
マドモアゼル・シネマのダンスはいつも演劇的表現が得意で毎回飽きることがなく素敵なダンスを魅せてもらっている。
今回は完ぺきな早口言葉の掛け合いに驚かされた。
マドモアゼル・シネマは演劇集団としても十分お客さんを喜ばせてくれると思っている。
マドモアゼル・シネマさんのこれからのモノガタリを探してもらって大いなる発展、ご活躍を期待しています。
伊藤直子先生、いつも素敵なダンスをありがとうございます。
音楽も毎回素敵です。
次回公演を楽しみにしています。
asaboketora