百花亜希さん　小角まやさん　出演　DULL－COLORED　POP　vol.17『演劇』

燐光群「カムアウト」を観て百花亜希さんのファンになって、
百花亜希さん出演の『演劇』を予約したらアマヤドリの小角まやさんも出演で楽しみにしていた。

演劇の開演時間としては午前１１時というのは珍しく、朝寝坊できずに家を出た。


『演劇』はまだ公演中なので内容は詳しく書けないけど、

大人の社会って組織防衛が一番重要なことだと理解してきた。

事実を解明することよりも事実に蓋をして自分たちの立場を守る、それが大人の生きる道だ。


警察組織でも同じことだ。

良心には背けない内部告発者はいても組織防衛の圧力には勝てない。

勝つには週刊文春を味方にすることだ。


自分も弱い人間だから、逆らえない。

自分が損することはしたくない。

大人の必要悪だとも言えるそんな『演劇』を観て、


１５時開演の短編集　『全肯定少女ゆめあ』と『エリクシールの味わい』も観て来た。


今日は『エリクシールの味わい』だけで十分に楽しませてもらった。

何の味わいかは書いてしまうと面白味が半減するので短編集だけでも観に行かれてほしい。


真面目、潔癖症の方は本公演のほうが良いかもだけど、

朝ぼけと似てる人は笑いを堪えて観てね。

超面白かったです。


『エリクシールの味わい』は夢なのか現実なのかわからない感じが正に演劇だった。

最終的には、役名の三井と女の純愛だった。

最初の水の音が何を表現しているのか観るとわかる。


三井役　原田優一さんは声が良くて歌が上手くて歌詞とのギャップに笑いを堪えるのに必死だった。

女役　　永楠あゆ美さんは夢の世界の女っていう感じを上手く表現されていた。


小角まやさんは『演劇』の役より、『エリクシールの味わい』の役のほうが迫力があってカッコ良かった。

百花亜希さんは「カムアウト」のイメージとは全く違ったけど、どんな役もこなせる女優さんだとわかった。

百花亜希さん出演、燐光群のお芝居が７月に下北沢ザ・スズナリで上演されるので観に行かなければと思っている。

燐光群もDULL-COLORED POPもお芝居が面白くてファンになった。

シンクロ少女もファンになった。


自分が観たい、好きな、引き寄せられるお芝居、劇団がはっきりしてきた。

ファンになった皆さんに素敵なお芝居、劇団を紹介してもらっている。

ありがたいことです。


５月は最高の演劇月間だ。