すり替え解散

安倍総理が解散してくれて与野党逆転はできなくとも、拮抗する議席数になればいいなと思っている。


国民に信を問うと言われても何に対してなのかわからない。


安倍総理はアベノミクスの支持、不支持の信を問うと言われたけど、
それよりは安倍総理の政治手法に対して信を問うと言ってもらいたかった。


一般庶民にとっては暮らしは増税で円安で民主党政権時代よりもさらに厳しくなった。

株高で喜んで、億ション、高級外車を買うことができた国民は少数派だ。

大多数の国民は節約して生活防衛している。

８パーセントから１０パーセントに消費税を上げるのは延期しただけで、必ずやると明言された。

負担が増えることには変わりない。

　
でもまだ経済のことは国が１０００兆円の借金を作って返さないと国が破綻することになるからしょうがないとは言えるけど、集団的自衛権、秘密保護法の法案成立の政治手法があまりにも強引、早急だったけどこっちの安倍政権の政治手法に対して解散総選挙で国民に信を問うと発言されるべきで、
アベノミクスに対して信を問うと言われてもすり替えだよねとしか思えない。


東日本大震災で被曝しなかったのは、東日本が壊滅しなかったのはただ運が良かっただけなのに、
原発再稼動に邁進する政治家って国民の命、健康を何番目位に置いているのかなと思う。

新しい原発で地盤がしっかりしていて地震による被害も起きないと断言できれば問題はないけど、
地震、火山によって危険と思われる原発は廃炉にすべきだろう。


沖縄県知事選は国が沖縄県民の皆さんの考えに敗れたのに、県民の意思を無視して粛々と進めると発言されては選挙で民意を反映させることはできないし、選挙は無意味と思わせるだけだ。

自民党議員さん個々人はどう考えているかはわからないけど、政権の意思には逆らえない政治システムでは賛成が反対に反対が賛成に押し切られるだけだ。


集団的自衛権はアメリカと共に戦えることが目的だし、秘密保護法は政権の秘密保護が第一義だし、
国民にとっては特にこれからの若者にとっては憲法改正が一番心配になる事案だ。


わかりやすい経済的繁栄が一番だろうと言われると違うとは言えないけど、
宇宙のブラックマター、暗黒物質のようにはっきりとはわからない事案の方が国民生活の明暗をわけることになる。


マスコミ報道は国の誘導のままに記事を書くことが多々あるので、自分の判断で考えることが大事になる。

大義なき解散とは思うけど、安倍総理が国民にチャンスをくれた軌道修正できるチャンスを生かすべき解散総選挙だと思う。


師走で議員先生は大忙し、国民も年末で大忙しだけど投票はしないと国民が馬鹿を見ることになる。

投票率が上がると青くなるのは政権側だ。