鳥の首企画 第三回公演 じれんま 今回はと言っても2作目だけど、
前回とはレベルが全く違った。
劇中に引き込まれた素晴らしいお芝居だった。
表情、演技が難しくてアイドルにはエロさを見せる場面もあって誰でもできるお芝居ではない『じれんま』を飽きさせず芝居の世界に引きずり込んでくれた。
戦前、戦中、終戦直後の芝居は堅苦しくて悲しくて観たいとは思わないけど、
今回の『じれんま』は人間の本質は裏はこんなだよって教えてくれて人間を理解することができた。
南条ジュンさんは虚飾集団廻天百眼の影響を多分に受けているけど、
それとはまた違う、人間って奴はこんなだよって言う作品を魅せてくれた。
若いのに凄いと思う。
お芝居が始まる前に舞台にいらした桃谷蜜さん(ももたに)は気さくで好きな女優さんになった。
唯一男性の中谷篤基さんは精神を病んだ帰還兵役が上手かった。
人肉喰いで精神を病んでしまった。
瀬川なつみさん、一ノ瀬蘭さん、衣純さん、柚木春子さん、そして南条ジュンさんが凄かった。
終戦直後の体で生きていく女たちの姿が生きるってなんだろうって思わされた。
現代人よ、力強く生きていけ!というメッセージを出演者の皆さんから頂いた。
劇場は普通の家の一階で小さくてどんな芝居を見せてくれるのかなと最初思ったけど、
料金2000円の何倍もの素晴らしいお芝居を観ることができた。
南条ジュンさん、出演者の皆さんありがとうございました。
釘付けになるお芝居を観ることができました。
次回作を期待してますね。