半村良先生の妖星伝2 360ページ位まで読み進んだけど、800ページあるのでまだまだ先がある。
そして妖星伝3もまだある。
妖星伝1は、冒頭なかなか人物、内容が頭に入らず理解出来ずに読んだけど、人物が動き出して内容がわかってくるとこの妖星伝は凄い本だと理解した。
伝奇、SF、科学、生命論、政治、哲学、・・・、いろんな要素を含んでいて面白くて本の世界に没入できる。
半村良先生の本は井上ひさし先生のスタイルとはちょっと違うけど、
よくこれだけの長編を間違いなく理屈にあって書き進められる、筋が通っていると思う。
異能の集団、鬼道衆と人類の創造主?外道皇帝がどんな物語を展開してくれるのか読むのが楽しみだ。
半村良先生の本を探してもない本が多いので、見つけ次第買わなくちゃと思っている。
芥川賞、直木賞は受賞したからと言って読みたいとは思わないけど、
たまたま出会った本が面白いと同じ作家先生を続けて読むし、その先生のファンになる。
世の中の動きとは連動しない変わり者、それが自分だと思っている。
人気がなくとも自分にとって最高であればそれでいい。
世評がどうであれ自分が良いと思えればそれでいいのだ!
人に世間に相手にされなくとも自分は自分で生きて行く。
それがasaboketoraだ。