照明の光田卓郎さんが主宰するShock Art Project vol.1春を戦ぐ を観て来た。
「人生は四季に例えられるでしょ?
子供たちは春。だからそばにいるだけで、
私たちはぽかぽか暖かくも優しい気持ちになれるのよ。」
この文章を読んでほんわかしたお話だと思っていたら大間違いだった。
園児同士の原因不明の事故で大怪我をした側の親とさせた側の親と保育園との三つ巴のバトルが発生して、
ハラハラドキドキした大人のお芝居を観ることができた。
今回初めての花房青也さんの内面の葛藤、吹っ切れた感じ、表情が上手かった。
内田慎二さんとペミヒャンさんのバトル、ぶつかり合いが芝居を越えて現実に見えた。
小林咲子さんはいつ観ても安定した上手さを魅せてくれる。
海棠凛さんは、前回出演の海棠凛さんとはレベルが違うとはっきりわかる演技力、セリフで驚かせてくれた。
次回が楽しみだ。
海田眞佑さんはいい奴だなと思える役で素敵な俳優さんだ。
石井ひとみさんは、嫌なタイプの先生を好演された。
津村実智子さんは、今どきの若い女性をそのまんまに演技してくれた。
安次嶺里絵子さんは、良くも悪くもないどちらの側にもつかず、問題を大きくしなければそれでいいという冷静な副園長を演じてくれた。
今日は想像していなかった大人のお芝居をハラハラドキドキしながら最後は和解しほっとしたお芝居を観ることができて良かった。
今回もペミヒャンさんに声を掛けてもらい打ち上げに参加させて頂いた。
部外者がすみません。
そしてありがとうございました。
想像していたお芝居とは全く違った社会を考えさせられる素敵なお話だった。
若い男女のハッピーエンドの最後が嬉しく微笑ましかった。
今日はありがとうございました。
次回を楽しみにしています。
残りの写真はまた明日。