家族の神話ってどんな神話なんだろうくらいの思いで観に行った。
家族の物語が二つ重なり合っていて、現在の家族の物語が片付いて終わりかと思っていると、
百花亜希さん演じた弁護士孝子の過去から現在までの人格形成で誕生したもう一人の自分との葛藤、別れが見せ場だった。
母親からの虐待で解離性同一性障害になってしまってもう一人の自分、(娘だと思って観ていた。だけど年齢が合わないとは思って観ていた。)
希と助け合いながら生きてきた。
二つの家族の物語が一つになって家族の神話になった。
解離性同一性障害を扱うとホラーに近い話にもなるけど、上手く神話でまとめたお芝居だった。
それでも背筋がゾクゾクっとして人間が怖いと思った。
そんな役を百花亜希さんは好演された。
過去と現在の死、殺人が物語に隠されていた。
お芝居で、量子力学、解離性同一性障害を上手く一つに合わせることができると面白いと言うか、
変わったお芝居を観ることができる。
ホラーにも感動するお話にもできる。
解離性同一性障害の騙しのお芝居を観ることができたので、劇団でん組 新作第四弾 を期待しています。
自分で荒唐無稽奇想天外物語を書けたらいいんだけど才能ないから皆さまに期待しています。
百花亜希さん出演のお芝居が5月にあります。
観に行きましょう!
百花亜希さん、今回も写真撮らせて頂いてありがとうございます。
ゴールデンウィーク楽しみです。