SAPは二度目の観劇だけど、観てるのが辛くなるほどリアリティーがあって登場人物が嫌だなと思わされるほど皆さん上手くてもう次回公演を楽しみにしている。
嫌な役で思い出すのが鳥取イヴサンローランに出演された鈴木理学さん。
イライラするほど上手い鈴木理学さんだった。
鈴木理学さんと同じように観てて嫌だったのが伊藤を演じた山田慎也さん。
女を騙すのが仕事のスカウトで、主役を演じた板倉萌さんがどろ沼に堕ちていく過程が辛かった。
現実に騙されて堕ちていく女性は多いんだろうなと思い、辛く悲しくなった。
でも明るい救いもあった。
派遣風俗の店長とその彼女と謎の男がどろ沼から這い上がる力を与えてくれて最後希望が見えて良かった!
女性陣、男性陣上手い俳優さんばかりで舞台の世界に引き込まれた。
演劇は仮想世界を楽しむものだけど、本気の演技、リアリティーがないと白けてしまう。
観てるのが辛い嫌になるほど、目の前の仮想空間が実際に存在するように演じてくれた皆さんが素晴らしかった。
芝居がかっていない普通に見える芝居が最高だと思っているので最高の出演者の皆さんだった。
サウスアメリカンパーティー次回作品を楽しみにしています。
出演者皆さんのお芝居も楽しみにしています。
素晴らしい嫌になるほどの人間劇ありがとうございました。
また次回よろしくお願いします。
最後、目白の父と加奈は幸せになるのかなと思わせる終わり方で良かった。
高村千怜さん、次のお芝居楽しみにしています。