一冊に五話で一話約50ページから90ページで飽きずに下町人情話を読むことができる。
五話 てておや が良かった。
笑わせて泣かせて、おけら長屋の住人は情が深い。
万松の二人は猪突猛進、行き当たりばったりで騒動起こすけど、憎めない二人だ。
終わり良ければ総て良しにしてしまう万造、松吉の二人が好きだ。
冷静な島田鉄斎を見習いたい。
本当の意味での真面目な人間ではないけど、頭が固い性格が真面目面白くない自分には万松の二人が側にいたら楽しいだろうなと思う。
冷静でもなく熱くもなく中途半端な自分にはおけら長屋の連中が羨ましく愛おしい。
読んでると男はつらいよの寅さんが啖呵を切ってるように感じるし、
藤山寛美さんがとぼけた感じで喋ってるようだし、
『本所おけら長屋』は何度も読み返したい江戸人情話だ。
良い本に出合ったと感謝している。
登場人物が喋り動き回る本所おけら長屋の世界をまだ読んでない方に是非読んで欲しい。
五話 てておや が良かった。
笑わせて泣かせて、おけら長屋の住人は情が深い。
万松の二人は猪突猛進、行き当たりばったりで騒動起こすけど、憎めない二人だ。
終わり良ければ総て良しにしてしまう万造、松吉の二人が好きだ。
冷静な島田鉄斎を見習いたい。
本当の意味での真面目な人間ではないけど、頭が固い性格が真面目面白くない自分には万松の二人が側にいたら楽しいだろうなと思う。
冷静でもなく熱くもなく中途半端な自分にはおけら長屋の連中が羨ましく愛おしい。
読んでると男はつらいよの寅さんが啖呵を切ってるように感じるし、
藤山寛美さんがとぼけた感じで喋ってるようだし、
『本所おけら長屋』は何度も読み返したい江戸人情話だ。
良い本に出合ったと感謝している。
登場人物が喋り動き回る本所おけら長屋の世界をまだ読んでない方に是非読んで欲しい。