BS7　シネマクラッシュ　イーストウッド夢想　『グラン・トリノ』

８時からBS１１で桃太郎の古代史番組を見た後に、

クリントイーストウッド主演監督作品『グラントリノ』を見たけど、
自分の命と引き換えにして、ギャング連中を長期刑務所送りにして隣人のアジア人家族を守ったというキリスト教の教えに従った殉教映画だった。

ロ―ハイドの西部劇に始まりダーティハリーの無鉄砲刑事のイメージが強かったけど、

クリントイーストウッド監督作品はキリスト教を意識した人間ドラマが多く、
どのように最後を、一人の人間としての死に際を見せるかという作品を見る機会が増えて、

タフガイ、クリントイーストウッドよりも人間クリントイーストウッドのほうが好きになった。

BS７　イーストウッド無双は水曜８時から

来週は『シックスセンス』に似てるかなと思った予告を見て来週も見なくてはと思った。


若い頃は戦争映画、カーアクション、ダーティハリーシリーズと言ったド派手な映画が好きだったけど、
６０に近くなってくると宗教、家族、人間の生き様、人間の内面に興味が強くなり、
人間ドラマ、映画、歴史番組を見ることが増えた。


『グラントリノ』見終わってからBS3で支倉常長の４００年後の真実を３０分間だけ見たけど、
異国の地にハポン日本という名前の人々が７００人も居て、

支倉常長の子孫を心配してくれる人々が居て、キリシタン弾圧はあったけど、
その信仰心を受け継ぐ老若男女日本人キリスト教徒を見て支倉使節団は無駄ではなかったと嬉しかった。


生きているときは幕政日本社会から無視された支倉一族が４００年後の現在に遠い異国と日本に花を咲かせたと知り、涙が流れた。


本を読んでは泣き、テレビ見ては泣き、涙流すことが多くなった。

人間としてどのように生き死んでいくかを勉強している。

暮れから１０日くらいで５冊読んだから今年は読書年になればと思っている。

速い人は１時間で一冊読むけど、自分にあった本を見つけて本の世界の住人になるのが楽しい。


１週間１冊ペースで５０冊読みたいと思っている。

先が読みたくて知りたくてと思う本に出合えると幸せだ。


体調子良くなったと思ったら、また熱が出てもう布団入って寝る時間。

布団の中で『本所おけら長屋』五を少し読んで寝る。

幽霊話　その壱　ねのこく　もう少しで終わり、楽しみだ。