日曜日千秋楽を観て来た。
前半は黙ってるだけのタイムスリップしてきた戦国時代の侍役そのべ博之さんが可笑しくて、
カメラマン役渡辺シヴヲさんが戦場カメラマン渡部陽一さんにそっくりで笑えて、
アイドル歌手エリザベス香奈役那海さんがタイムスリップしてきた三人に食いつく歴女で、
高山健斗さんとの漫才が可笑しく、歴女の那海さんが輝いていた。
怒ると電流が走る宇宙人ピッピ役倉田芽依さんの天然の感じが可笑しかった。
キャバ嬢、お市の方役小岩崎小恵さんは、キャバ嬢から口調がお市の方に変わるシーンが面白く歴史の世界に引き込まれた。
ジャストサムライは意外にも編集長役根本こずえさんだった。
真面目だけどピントがずれる編集長で楽しませてもらった。
東京アザラシ団のお芝居は最初からずっと笑わせてくれるんだけど、後半からは所々に泣かせるセリフがあって可笑しいから尚更泣けるという松竹新喜劇藤山寛美さんの芸風に重なる。
真面目、シリアスだけでは観てて疲れるけど笑いあり涙ありの東京アザラシ団のお芝居は楽しい!!!
笑わせようというわざとらしさがなくて自然と笑っちゃう感じが好きで劇団のファンになった。
2時間が楽しく短く感じるお芝居だった。
戦国時代からタイムスリップでやってきた歴史上の人物、馬場番太郎、お市の方、織田信長と宇宙人という組み合わせが奇想天外で可笑しく面白く、心優しい編集長に涙した人情劇だった。
5月にはサンモールスタジオの隣のシアターサンモールで次回本公演があるので楽しみにしている。
予約が簡単だといいんだけど。コリッチとか。
楽しいお芝居ありがとうございました。
asaboketora