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Channel: 朝ぼけのひとりごと
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ローマ法王 表現の自由に言及

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フランスの風刺画はフランス人にとってはエスプリの効いたおもしろい絵なんだろうけど、
特定の民族、教徒にとって不快、怒りを覚える挑発行為と思っていたけど、

キリスト教カトリックのローマ法王が表現の自由には限度があると言及され、

キリスト教国対イスラム教国の現代の十字軍遠征の歯止めになってくれればと思う。


他者が嫌がることを表現の自由があるからと言ってどんなことでも許されるのかと言えば、
違う、間違っている。

まして他宗教の教祖や絶対神を揶揄すれば反発を招くのは必然だ。

表現の自由は国民に対する国家の抑圧、国家の規制に対して表現を保障するものであって、
他民族、他教徒に対して自由を認めたものではない。


だからと言ってテロは絶対に許されるものでないけど、
過激思想家を激怒させる表現の自由は限度があって当然だ。

自分が相手の立場になって考えたら嫌なことは言わないのが大人の対応だ。

個人対個人でも喧嘩がエスカレートして殺人事件になる場合があるけど、
民族対民族、宗教対宗教では尚更節度を持たないと戦争に発展する。

風刺はフランス人には理解できても、他民族、他教徒には理解できない、通用しないということだ。


相手を敬うことで自分も認めてもらえるという思いでいないと世界は融合できない。


日本でもヘイトスピーチが社会問題になっているけど、自分が汚い言葉を投げかけられたらどう思うかと
相手の立場になって思考しないと悲しみ、怒りを理解できない。

表現の自由は相手を罵るために認められた個人の自由ではない。


ローマ法王が表現の自由には限度があると言及されたことは事態沈静化に効果がある。

文明間の衝突で世界が敵対することは避けなければならない。


他者を認め愛することで自分も愛されることを忘れてはいけない。


現代の十字軍遠征が現実になれば、第三次世界大戦の勃発を意味する。


風刺で世界大戦になるなんて馬鹿げている。

表現、言論には自由はあるけど抑制がなければ言葉の暴力になり、実力行動を引き起こすことになる。


世界は他者のお陰で動き、他者のお陰で自分は生かされている。

グローバル環境だからこそ、融和の精神が求められている時代だ。


政治家よりも宗教指導者が世界平和のためにもっと発言、行動されることを願っている。

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