磐井の乱は中央政権ヤマト政権に対する反乱とだけ習ったけど、「磐井の乱の謎」を読むと、
正義の反乱だということが分かった。
磐井の乱は、百済に与するか新羅に与するかの岐路だった。
「百済は是反覆多き国なり(百済は信用ならない国だ)」
おそらく磐井は、
「百済に利する策は、避けるべきだ」
「ヤマト政権は分っていない」
「ここで踏み間違えば、後世に禍根を残す」
磐井の正義が、ようやく明らかにされようとしている。
で結んでいる。
古代史は学校の日本史と研究家の最新認識と分けて考察するべきと思っている。
古代の流れがわかると現代日本が理解できる。韓国、北朝鮮も。
ヤマト政権は分っていないを日本政府は分っていないに、
百済は是反覆多き国なりを韓国、北朝鮮に当てはめると日本は外交下手だと理解できる。
政治外交を理解するには古代史を勉強すると流れが見えてくる。