半村良先生「平家伝説」は恋愛小説であり、自分のスタイルを好きな女ができて変えると悲恋に終わる、自分は自分であれと教えられ、男女の展開があったからこその結であり、最後の部分が理解できた。
嘆き鳥は主人公の肩にある大きな痣で宝の在処を示すものだけど、
主人公浜田五郎自身であり平家の運命を嘆くものであり面白かった。
高橋克彦先生の作品は始めて読んだけど、平安時代の陰陽師弓削是雄が赴任地陸奥の胆沢から物語がスタートする鬼退治の歴史伝奇長編だ。
半村良先生も高橋克彦先生も歴史伝奇長編が面白く、歴史伝奇長編は好きな分野だ。
翻訳ものの作品、SF作品は名前が外国人の名前が頭に入りづらくてあまり読んだことがない。
日本人の感覚で理解できる歴史小説、伝奇小説が好きで読みやすい。
今年はまだ読んでない半村良先生、平井和正先生、夢枕獏先生、これからの高橋克彦先生、
時代小説の諸田玲子先生、古代史の関裕二先生、その他いろいろ古本屋さんで買い集めた本を中心に読書年にするつもり。
初めて読んだ高橋克彦先生の「白妖鬼」も人物が動いて場面が想像できて楽しかった。
映画、動画と違い本は読書は自分の好きなように登場人物を想像できるので一番の娯楽だ。
本は楽しい!
今までとは違うパターンで今年を過ごしていこうと思っている。