青森のキリスト伝説の地で、男が十字架で
首吊り死。それを冷然と眺め、闇に消えた
謎の美少年。
さらに京都、香川と怪事は続き、例の
美少年が現れる。これらの地には必ず
怨霊伝説が存在した。怨霊の跳梁、さらに
ソロモン秘宝の謎を秘め、話は核心へと!
壮大構想で興奮を呼ぶホラー傑作。
高橋克彦先生の白妖鬼に続いて蒼夜叉を続けて読んだけど途中までは古代の怨霊は誰と誰、キリストは日本で死んだ、ピラミッド等の巨石は宇宙人がUFOを使って運んだ、日本ユダヤ同祖論、秦氏は暗殺を担当した一族、亀はUFOあたりまでは面白かったけど、
終盤、崇徳院の怨霊が影響しているのではと思いたくなる頭痛を我慢して夜中1時30分に読み終わった。
電気を消して布団に入ってしばらくすると頭のそばでギシッ、バキッと3回音がして恐怖が全身に走った。
推理小説は読まないけど、蒼夜叉は歴史を交えミステリーを解き明かしていく面白さがあったけど怖かった。
関裕二先生の古代史研究本と高橋克彦先生の古代史関連小説はますます古代史に興味を抱かせてくれる。
蒼夜叉の中に、文学部卒はつぶしがきかないだったかが書いてあったけど、
知らないことを知ることができる、知識が増える読書は一番だと思っている。
文学部地理学科卒で全く関係ない仕事しているけど、読書が脳を刺激する。