諸田玲子先生の「相も変わらず きりきり舞い」の主人公舞は、「天女湯おれん」のおれんを思い出した。
『東海道中膝栗毛』十返舎一九の娘舞は父親をはじめとして奇人変人に囲まれて騒動の後始末ばかりさせられている。
相も変わらず
祝言こわい
身から出たサビ
蓼食う虫も
人は見かけに
喧嘩するほど
人にはそうてみよ
の七編
この中で蓼食う虫もがひねりがあって面白かった!
「本所おけら長屋」もそうだけど長屋で暮らす江戸庶民の日常が騒動が面白い。
武士が主人公の時代小説より長屋の連中の時代小説が好きだ。
諸田玲子先生の他文庫本が読まれる順番を待っている。
半村良先生、平井和正先生、高橋克彦先生の本も。
今は真幻魔大戦2を読んでるけど、古代と江戸、現代から未来のSF小説、好きな時代、好きな分野しか読まないけど本は楽しい。
古本屋さんで見つける本のほうが出合いを感じる。
老眼が調子いいとき裸眼で文庫本読めるようになったので、今年は何冊読めるかな?
酒が飲めなくなって量が減って、パソコン見る時間が減って、ゲームやらなくなって乱視、老眼が改善したんだろう。
本は、読書は楽しい。