真幻魔大戦18を読む前に、
サイボーグブルース、魔女の標的を読んだけど
怪物はだれだ サイボーグ・ブルース 魔女の標的 三冊のなかで一番と思ったのは、
魔女の標的
表題作 「魔女の標的」「“女狼”リツコ」が群を抜いて面白かった。
平和な学園に転任してきた美しい女教師。
だがあの女が来てから不可解な事件が続発した。
魔女の標的にされたのは?
“女狼”リツコは、劇団新劇団 「特攻のマクベス」が頭にちらつきながら読んだけど、
性描写が生々しく、本を読んでるのに映像を見てる感じだった。
少年犬神明が登場するけどシリーズの主人公だ。
犬神明も全部読みたくなった。
平井和正先生がご存命で令和の時代に小説を書かれるとしたらどんな作品になるんだろう?
SF、怪奇、伝奇、アクション、エロ、人情、どの分野でも超一流の作品を書かれることだろう。
今は平井和正先生が一番面白い。
昭和49年初版がサイボーグ・ブルースと魔女の標的
昭和50年初版が怪物はだれだ
令和の時代に読んでも全く古臭さがない。
むしろ衝撃を感じる面白さだ。
自分にとって、平井和正先生と半村良先生が双璧だ。
まだ平井和正先生を知らない若い世代に先生の本を読んでもらいたい。
こんなに面白い作品群を読まないのは大損だ。
次は真幻魔大戦18ラストかメガロポリスの虎を読む。
平井和正先生、ありがとうございます。