劇団水中ランナーのお芝居は同時に現在と過去を現在と未来を見せる手法が得意だけど、
今回は井上ひさし先生の『ブンとフン』と似てる感じで、と言ってもハチャメチャなストーリーと言うことではなく、登場人物たちが劇中の作者を勇気づける劇中劇でもあり、登場人物たちの小説世界に心温められた。
今回もいつもの劇団水中ランナーのお芝居の進み方で、どんな結末になるんだろうと最後を期待した。
若い俳優さんたちがエネルギーをくれる劇団水中ランナーはもっともっと観客動員を増やし人気実力の劇団に育ってほしい。
終演後に栗栖裕之さんとお話しさせてもらったけど、明るく気さくな俳優さんだ。
劇団水中ランナーの皆さま、今年の秋冬第六回公演を楽しみにしています。