鈴木邦男先生の憲法についてのお考えは分かり易く、憲法を考える入口になる。
もう3回目だけど、もう一度。
2012年の鈴木邦男先生のインタビューオピニオン記事
― 憲法について、今はどう考えていますか。
「変えたらすべて良くなるとはもう思いませんが、たとえ何一つ良くならなくても、変えて、
押し付けられた感を払拭する必要があると思います。ただ、一時の勢いで変えてしまうと禍根を残す。
今の雰囲気に乗じて変えてしまうと、アメリカの戦争に全部協力して自衛隊がどこにでも出て行っちゃうような憲法になりかねません。憲法は本来、政治家を縛るためのものなのに、政治家が国民を縛る憲法になってしまう危険もある。自由のない自主憲法よりは、自由のある占領憲法の方がまだいいし、
アメリカから押し付けられた憲法を変えようと頑張った結果、よりアメリカに従属するなんて笑えない冗談です。じっくりと時間をかけ、専門家を巻き込んで丁寧に議論すべきだと思います」
憲法が国民を護ってくれていることを理解しないと、国家権力が国民の自由を奪い去り縛りあげる社会を引き寄せてしまう。
国民あっての国家であるということを国民自身が自覚すべきだ。
政治家は国民が選んだ代表にすぎない。
もう3回目だけど、もう一度。
2012年の鈴木邦男先生のインタビューオピニオン記事
― 憲法について、今はどう考えていますか。
「変えたらすべて良くなるとはもう思いませんが、たとえ何一つ良くならなくても、変えて、
押し付けられた感を払拭する必要があると思います。ただ、一時の勢いで変えてしまうと禍根を残す。
今の雰囲気に乗じて変えてしまうと、アメリカの戦争に全部協力して自衛隊がどこにでも出て行っちゃうような憲法になりかねません。憲法は本来、政治家を縛るためのものなのに、政治家が国民を縛る憲法になってしまう危険もある。自由のない自主憲法よりは、自由のある占領憲法の方がまだいいし、
アメリカから押し付けられた憲法を変えようと頑張った結果、よりアメリカに従属するなんて笑えない冗談です。じっくりと時間をかけ、専門家を巻き込んで丁寧に議論すべきだと思います」
憲法が国民を護ってくれていることを理解しないと、国家権力が国民の自由を奪い去り縛りあげる社会を引き寄せてしまう。
国民あっての国家であるということを国民自身が自覚すべきだ。
政治家は国民が選んだ代表にすぎない。