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Channel: 朝ぼけのひとりごと
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四千万歩の男 井上ひさし 第五巻

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いよいよやっと第五巻

一、二巻と比べると測量よりもいろんな事件に巻き込まれる伊能忠敬先生。

それぞれが単独の話として本になっても全く違和感なし。

井上ひさし先生にもう十年長生きして欲しかった。

さらに面白い本が読めたのにと残念に思う。



青年二宮金次郎と"百姓論語"を闘わせ鰹節騒動では危うく情事の罠に。
とかく学問より俗事に心奪われる伊能隊、再三の"測量中止"の危機を脱し、有望な孤児や人気女形をお伴に江戸へ。忠敬が"人生二山"を生きた江戸後期の、新しい文化の旗手を多士済々に登場させ、人間忠敬とその時代を縦横に描く大作、完結。


最後の一巻だけど、普通の文庫本の2冊以上あるので楽しみであり、先が長い。

井上ひさし先生の本は読んで面白いと思える良作ばかり。

井上ひさし先生は天才だ。

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