浅田光さんとのご縁で、大人の麦茶 おしり筋肉痛 を日曜日観て来たけど、
なんでおしり筋肉痛なんていう題なんだろうと思って観てると、最後になるとおしり筋肉痛の意味がわかって幼馴染、学校の友達、無二の親友って良いなと思わされた。
廃校になった母校が「憩いの宿泊施設」になったからって何故予約なんてしてしまったんだろう?
ひとは大きな決断をするとき「もう後戻りできない」などと言うが、もともと時間は未来への一方向で あって後戻りできる人生など無い。
俺は怠惰に日日を遣り過ごし、いつのまにかこんなに遠くへ来てしまった。人間関係は会っていないでけ で劣化する。
だが運命のいたずらか職員の怠慢かダブルブッキングで同じ教室に泊まることになった初恋の女は全く劣 化せず、あの日のままの姿だった。と思って顔を寄せたら、やはり年相応にシワがあった。
俺には、その笑いジワが、たまらなく
・・・、以下略
くたびれた男と、タフな女、臆することなく大暴れする男と、思い詰めて上り詰める女たちがおりなす
21世紀のセンス・オブ・ワンダー
このお芝居で岩田有弘さんが、ヒットマン失敗で飲食チェーン代表(並木秀介さん)に拾われた恩に報いるために奴隷、社畜、ボディーガードとして一生懸命真直ぐに生きる任侠の若者を好演されてお芝居に厚みが出た。
未来の人工知能介護ロボットか?と思わせてくれた石井杏奈さんの声がロボットのようで騙されて、
女子高生にぴったりの配役で可愛らしかった。
浅田光さんは今回は優秀な化学者役で楽しませてくれた。
最初、浅田光さんと久世理瀬さんが同じ人物に見えて思えてしまったけどお芝居が進むうちに違いがわかった。
久世理瀬さんは役のカトリックのクリスチャンが似合う美人女優さんだった。
モテモテ男役の宮原将護さんは、素敵な俳優さんで笑顔でありがとうございましたと送りだしてもらい、
終演後の人柄でファンになった。
ケンカでは勝てなくとも頭脳で勝つ典型の優男を演じてくれた。
足立区の島崎さんは強面だけど、優しい一途な男を演じてくれた。
告白場面で泣かされた。
親友、飲み友達を演じた池田稔さんと並木秀介さんは最初と最後では印象が変わり、
相手を気遣う親友同士は良いなと思わされた。
大人の麦茶は大人が楽しめるお芝居を見せてくれて、また次回が楽しみと思わせてくれる。
今回のおしり筋肉痛でお会いした出演者の皆さんにまたお会いできることを楽しみにしています。
大人の麦茶次回本公演は2018年でかなり先だけど楽しみにしています。
出演者の皆さま、浅田光さん ありがとうございました。
また次回よろしくお願いします。