町ぐるみ野外演劇

映画のフィルムコミッションのように、町ぐるみで街全体が野外劇場で、
観客を誘致する、観客を巻き込んで演劇を楽しむそんな演劇空間ができたら楽しいだろうなと布団の中で想像した。


お寺や神社では昔の衣装でタイムスリップした人々が祭事をしてる、
お城では剣術大会が開かれたり、参勤交代を目撃したり、
江戸人情話を目の当たりしたり、

戦国武将、足軽が戦っていたり、

商店街では空き店舗を使って日常生活を題材にしたお芝居したり、

映画の撮影をしてるのかなと思って見てるとエキストラ出演を頼まれそれ自体が演劇で知らず知らずのうちに芝居の世界に引き込まれ、

夢と現実が過去現在未来が交錯するような非日常性を体験できる街全体を会場にし、
席も時間もトイレも気にせず演劇の世界に紛れ込むイベントを、

青年会議所、観光組合、商店組合、役所が一丸となって町興しのイベントをやってくれる地域があったら楽しいと思う。

野外だから春、夏、秋の３シーズン。
雨の季節は避ける。

雨のときは屋内、室内での観劇。

今の世界とかなりずれた世界、ほんの少しだけずれた日常で頭が混乱する、
不思議な世界、時間を経験したなと思える演劇空間を提供してくたらと思う。

テーマパークをつくらなくても街を風景をそのまま活かして劇空間にしてしまう。

高齢者が多い村では皆さんが役者になって観光客を相手する。

夏祭りのない地域では、町ぐるみで演劇祭をやる。


演劇コミッションを展開して地域興しをする。

若者を地域に留まらせる。


旅プラス演劇で非日常を二重に楽しむことができる街演劇があったら電車に乗って観に行く。

泊まるのは駅前ホテルじゃなくて江戸時代の旅籠。


夢現の布団の中で想像した独り言。

想像するのは独り善がりだけど楽しい。


今日は下北沢で観劇、楽しみだ。