諸田玲子先生の「末世炎上」を読んで瀬戸内寂聴先生の「月の輪草紙」を読んで、
24日に映画公開される空海の原作者、夢枕獏先生の「ものいふ髑髏」を読んだ。
「月の輪草紙」は90歳の清少納言に90歳の瀬戸内寂聴先生が乗り憑ってのモノローグ。
平安時代は王朝貴族の時代ではあるけど、特権階級の女をとっかえひっかえのエロ丸出しの時代だと理解した。
だけど、庶民は貧しくいつの世も貧富の差は激しいということを学んだ。
次は瀬戸内寂聴先生の「白道」を読もうと思う。
一度挑戦し難しくて諦めた本だ。
再挑戦で読み終えることができれば万歳だ。
夢枕獏先生の「ものいふ髑髏」は短編集でおもしろく読みやすかった。
最後の安義橋の鬼、人を噉らふ語は鬼に追われる場面で全身ゾクゾクし鳥肌が立った。
そのお蔭でというか東京西多摩だと夢の中で思っているけど、見たこともない素敵な岩山と湖を見て感動し、修験道の僧侶が観光地に大勢いるという初めての夢を見ることができた。
夢枕獏先生の本は古本屋さんでかなり仕入れてあるので読むのが楽しみだ。
本を読むと想像世界が広がり、見たことない夢を見ることができる。
楽しい夢を見るためにも本は読まなければと思っている。
本所おけら長屋も読みたいけど、もうしばらく積読だ。
読みたい本に囲まれているのは幸せだ。
いろんな時代を経験できる読書は楽しいね。